昨年(2020年)12月にchromebookを買いました。
電池の持ちも良く速度も早いので非常に快適なのですが、唯一の欠点は同封の充電器がバカでかいという点でした。
今回購入したのは、RAVPower 61W(RP-PC112)という充電器です。
- パソコンも充電可能
- 軽量
- コンパクト
コンパクトにも関わらずパソコンも充電可能というのがこの商品の特徴です。
この記事ではRAVPower 61Wのレビュー、どんな方におすすめの商品か、について書いています。
- 純正の充電器に不満がある方
- コンパクトなPC用充電器を探している方
- ミニマリスト
好みがあると思うのでAmazon、楽天市場の商品ページリンクを貼っていますが、
大事なことなのでもう一度。※2021年2月時点
RAVPower 61W RP-PC112について
RAVPower 61W 型式RP-PC112はパソコンも充電可能な小型充電器です。
メーカー:RAVPower
カラー:ホワイト、ブラックの2色
電源:コンセント
入力: AC 100V-240V 50/60Hz 1.5A
出力(最大): DC 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20.3V/3A, 61W(最大)
サイズ:49 x 49 x 32 mm
重量:105g
RAVPowerは2011年にアメリカに発足した充電器、モバイルバッテリーなどのメーカーです。
- 次世代の窒化ガリウムGaN製充電器
- ワイヤレスチャージャー
- ワイヤレスファイルタブ
このような最新デバイスを多数取り扱いしています。
RAVPower 61Wの特徴
先程、RAVPower 61Wに関する特徴を簡単に説明しましたが、製品の特徴、長所についても細かく説明します。
PC充電可能な61Wハイパワー仕様
AppleのMac Book PROの場合、サイズにもよりますが60W以上は必要です。
RAVpower 61Wはその名の通り、最大61Wで出力可能です。
よってRAVPower 61WはMAC Book PROを始めとするノートパソコン向けの充電器です。
もちろんスマホの充電にも使用できます。
GaN採用により実現した小型化
RAVPower61Wには窒化ガリウム(GaN)という半導体が採用されています。
従来は充電器と言えばシリコンでしたが、窒化ガリウムはシリコンに比べると、電力ロスが少なくさらに発熱しにくいという特徴があります。
シリコンの場合、発熱により熱がこもりやすいため、機能上不要なスペースをあえて設ける必要があります。そのため小型化が課題となっていました。
シリコンで61Wもの充電器を作ると、窒化ガリウム製の2倍以上の大きさが必要になります。
あと角が丸いのが好み。
変圧器なしで海外でも使用可能
電圧100V〜240Vまで対応しているため変圧器も不要です。
海外旅行・海外出張もRAVPower61Wだけで問題ありません。
最大30ヶ月の製品保証あり
購入日から18ヶ月の保証があり、さらに製品登録をすることで12ヶ月保証期間が延長となります。
製品登録ページはこちら
RAVPower 61Wのデメリット
続いてRAVPower 61Wのデメリットについてです。
基本的には素晴らしいアイテムだと思っていますが、少し気になる点や注意点について書いています。
ポートが1つのみ
RAVPower 61Wはポートが1つしかついていません。
よって、1つのデバイスしか充電できないというデメリットがあります。
ただし、ポートが増えるにしたがって、必然的に大きく重くなります。
複数ポートが備わっているタイプもありますが、私はコンパクトで軽量なものが欲しかったのでRAVPower61Wを選びました。
パソコン側の能力にもよりますが、RAVPower61Wでパソコンを充電し、パソコン経由でスマホと接続して充電することもできます。
充電ケーブルは別売
この商品に限ったことではありませんが、最近の充電器はケーブルが別売となっています。
最近のスマホやパソコンはUSB-typeCが主流になりつつありますが、まだUSB microBもありますので、持っているデバイスに合ったものを購入ください。
私はAnkerのPD対応ケーブルを購入しました。個人的に充電ケーブルの長さは1m程度がちょうどいいです。
やや高額
スマホ用の充電器であれば、20W程度あれば充電可能です。
20W程度ならPD充電器でも1,500円程度ですが、RAVPower 61Wは3,000円程度します。
パソコンもスマホも充電器を兼用したい方におすすめです。
chromebookの純正品と比較してみた
私が今使っているパソコンはHP chromebook 14aです。
純正としてはよくあるタイプの充電器です。早速比較してみましょう。
RAVPower61Wの方がだいぶ小さいですね。充電ケーブルは先程紹介したAnkerのものです。
画像だと分かりにくいかもしれませんが、純正品の方はコンセントからアダプタまでの配線自体もかなりごついです。
しかもこんなサイズなのに45Wしかありません。
実際に重さも図って比べてみました。
重さは半分以下です(すみません、ケーブルをつなぎ忘れました)。
ケーブル含めると138gでした。
早見表
純正 | RAVPower61W | |
大きさ | デカい | 小さい |
重量(ケーブル含む) | 291g | 138g |
ポート数 | 1つ | 1つ |
ワット数 | 45W | 61W |
ポート数以外は全てRAVpower61Wに軍配が上がる形となりました。
高額、高性能なパソコンの場合、純正の充電器はもう少し小型ですが、AppleのMAC Book PRO(13インチ)の純正品ですら、RAVPower61Wの2倍程度近く大きいです。
RAVPower 61Wの口コミ・評判
Amazonでの他の方のレビューを参考程度に紹介します。
良い口コミ
スマホはPixel 3,ノートPCとして、ThinkPad X1 Carbon, MacBook Airがありますが、それらすべてを充電できます。1ポートなので同時に充電というわけにはいきませんが、Type-Cケーブルを二本携帯していれば、PC/Mac経由でスマホも充電できるので、実質、ほとんど困ることはありません。持ち物が著しく減り、軽くなるので非常におすすめです。
他のメーカーも同じ時期に販売開始しましたが、こちらの商品が圧倒的にコンパクトで即購入しました。
実際にMBP13インチ(Touch Barあり)で使用していますが、外出用として活躍しています。
純正アダプタは自宅用として使い分けています。
純正は自宅用、RAVPower61Wを外出用にするのはありですね。
悪い口コミ
MacbookProの充電をするために買いましたが、初期不良品なのか充電できなかった。
USBのハブを介してType-Cケーブルと製品とパソコンをつなげたが、一向に充電されない・・・。このUSBハブは他の製品と一緒につなぐと正常に動作するので、初期不良品にあたってしまったのかもしれない・・・
品質管理ちゃんとしてください。
PhoneやiPadに充電中に「ジー」という異音が発生し続ける。かなり気になるレベルの音量。
初期不良や異音、発熱が見られるという口コミが少なからずありました。
ですが、2,000件以上のレビューがあり、星5つ中4.6という評価の高い商品です。
製品保証も最大30ヶ月あり、サポートセンターへ問い合わせすることで無償で新品へと交換できるというレビューも多く心配不要です。
RAVPower 61Wをおすすめしたい人
- 出来る限り持ち物を減らしたいミニマリスト
- 出張先でパソコンを使用する方
- カフェで作業する方
RAVPowerはポートが1つしかありませんが、これ1つでパソコンもスマホも急速充電でき、非常にコンパクトかつ軽量です。
2ポート以上備わっているタイプなら同時充電も可能ですが、もちろんサイズが大きくなり重たくなってしまいます。
モバイルバッテリーも便利ですが、パソコンを充電しようとすると最低でも10,000mAhは必要です。
最悪充電切れになったとしても、新幹線やカフェなどコンセントが使える場所も多いため、そこまで困ることはありません。
最悪のケースを想定して、余計な荷物を増やすのってスマートじゃないですよね。
RAVPower 61Wまとめ
RAVPower 61Wはパソコンも充電可能なコンパクトチャージャーです。
最低限の機能が備わりつつ、コンパクトで見た目もスタイリッシュなのが特徴で、自宅のコンセントにつないでもしっくりくるデザインです。
今のパソコンの充電器に不満がある方はぜひご検討ください。