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社用携帯はシャープのAQUOS sense 4でしたが、最近iPhone SE 第3世代へ変わりました。

軽量なのは非常に良いのですが、バッテリーの減りがめちゃくちゃ早くなりました。

AQUOS sense 4は4日間くらい平気で使用できていたのに対し、iPhone SE 第3世代は2日に1回は充電する必要があります。

今回この記事を書くにあたりバッテリー容量を調べましたが、納得の結果でした。

	AQUOS sense 4	iPhone SE 第3世代
重さ	177g	144g
バッテリー容量	4,570mAh	2,018mAh
充電速度	20W	20W

頻繁に充電する必要があるので、コードに接続している時間がかなり増え、電話がかかってくるたびにコードを抜いて電話に出るという作業にストレスを感じ、ワイヤレス充電器を購入することにしました。

今回購入したのはこちらの商品です。

Anker PowerWave 10 Pad

Ankerのワイヤレス充電器ですが、古いモデルでだいぶ初期に発売された商品です。

この記事では Anker PowerWave 10 Padの特徴、良いところ、悪いところ、口コミを簡単にまとめています。

商品の特徴

10W 出力
シンプルで無駄なし
リーズナブル

見てもらいたい人

ワイヤレス充電器に購入を検討の方
Echo Dot シリーズを検討中の方

Anker PowerWave 10 Pad ワイヤレス充電器 Qi認証 iPhone 14シリーズ / 13シリーズ Galaxy AirPods 各種対応最大10W出力 (ブラック)

Anker PowerWave 10 Padに決めた理由

冒頭でも書きましたが、社用携帯はiPhone SE 第3世代です。

2022年3月に発売した比較的新しいモデルですが、「SE」とある通り廉価版となります。

時期的にはiPhone13とiPhone14の間に発売されました。

今回購入したAnker PowerWave 10 Padですが、2019年１月に発売された古いモデルでだいぶ初期に発売された商品です。

Anker PowerWave 10 Pad

新しいモデルも発売されているのですが、iPhone SE 第3世代のワイヤレス充電は7.5Wで、Anker PowerWave 10 Padの最大出力は10Wです。

高スペックな15W対応などのワイヤレス充電器を購入したとしても、iPhone SE 第3世代の方が7.5Wなので充電速度が早くなることはありません。

要するにiPhone SE 第3世代を充電するにはAnker PowerWave 10 Padで十分ということです。

スマホ自体にはワイヤレス充電出力が決まっているので、対応する適切なワイヤレス充電器の購入が重要です。

Anker PowerWave II Pad

こちらは後継のAnker PowerWave II Padですが、最大出力15Wまで対応しています。

出力は10Wから15Wへと上がっておりアダプター付きですが、値段も3倍近くします。

Anker PowerWave II Pad ワイヤレス充電器 ACアダプタ付属 Qi認証 iPhone 12 / 12 Pro Galaxy Pixel 各種対応最大15W出力 (ブラック)

Anker PowerWave 10 Padを開けてみた

いつものAnkerの箱ですが、かなり薄い箱でした。

中身

Anker PowerWave 10 Pad 本体
USBケーブル（micro USB）
取扱説明書
イラスト付き注意事項

コンセントとケーブルをつなぐアダプターは入っていないのでご注意ください。

以下、取扱説明書抜粋です。

最大出力10Wは説明済みですが、それを達成するには入力もそれなりに必要です。たまにアダプターで低出力（5V – 1A）のものがありますがそれでは充電できません。

以下はLEDライトの色についての説明です。

見た目はこんな感じです。

無駄のないシンプルなデザインです。

サイズは100mm × 100mm × 11.2mm、厚さは1cm程度しかありません。

USBケーブルのタイプがmicro USBなのがちょっと、、、と思いました。

ただ使用しているとそもそもワイヤレス充電器は持ち歩くことがないので、正直何でもいいと感じました。

実際に使用してみた

初めに充電方法について、説明不要かもしれませんが動画をアップしました。

スマホをこのパッドの上に乗せるだけで簡単に充電できます。

ちゃんと充電できれば、この動画のように画面が一度ついて電源マークのところが充電中のマークになります。

続いて実際に充電速度の検証です。

スマホはiPhone SE 第3世代です。

バッテリー容量　2,018mAh
ワイヤレス充電対応速度　7.5W

残量50%の状態から充電完了までどれくらいかかるかを検証しました。

仕事しながらテストしたので開始時刻が中途半端ですが、結果は以下の通りです。

1時間20分で96％まで充電できました。

この間に2回程度電話対応しているので、実際はもう少し早く充電できるはずです。

0%からだと2時間40分あれば満充電になるのではないかと思います。

Apple公式のiPhone SE 第3世代のページではケーブル接続時の充填時間について、20W以上のアダプターを使用すれば高速充電に対応し、 30分で最大50%充電と記載されています。

つまりワイヤレス充電は2倍以上の充電時間がかかることになります。

ケーブル接続：20W、ワイヤレス充電：7.5Wなので、2倍以上かかるのも納得の結果です。

ワイヤレス充電は電磁誘導（磁石同士が近づくことで電流が流れる原理）によるもののため、ケースの厚さによってスマホと充電器の距離が変わり充電速度が変わります。

※5mm以上の厚みがあるケースや金属製や磁気を帯びたケースおよびクレジットカードは、充電前に取り外してください。

Amazon

私が使用しているのはTPU(熱可逆性ポリウレタン)の透明ケースなので、ケースの厚みとしては3mmくらいです。

分厚いケースを使用すれば、結果は変わってくると思いますのでご理解ください。

Anker PowerWave 10 Padの良いところ

ここから実際に使用した上で商品の良かったと感じたところを紹介します。

最大10W 出力

iPhone SE 第3世代はワイヤレス充電は7.5W対応なので十分なスペックです。

ただし、最新のスマホはワイヤレス充電の対応ワット数が上がってきており、力不足かもしれませんので自分の環境に応じてよりワット数の高いワイヤレス充電器を選択してください。

シンプルで無駄なし

本体へはAnkerと書かれていますが、本体同様に文字も黒色なのが地味に良いです。

他社のワイヤレス充電器は本体が黒の場合、文字は目立つよう白色のことが多くメーカーの主張が強いです。

加えて、充電時には無駄に明るいLEDがついたり、アダプターやUSB type-Cの端子がついていたりして高額のものも少なくありません。

Anker PowerWave 10 Padの充電出力は10Wと低出力で、アダプター側の端子も通常のUSBなので、家で使用していないアダプターがあれば問題なく使用できます。

リーズナブル

無駄な機能がないので、その分価格もリーズナブルです。

Amazonでは通常価格1,490円、今回はプレミアムフライデーのセールではさらに安くなっており1,200円でした（2023年11月25日注文）。

信頼のAnkerブランドでこの価格は本当に買いだと思います。

Anker PowerWave 10 Padの悪いところ

商品が届いた際は充電端子がmicro USBである点が唯一のマイナスポイントと感じましたが、実際に使用するとそもそも持ち歩くことがないので全く気になりませんでした。

私の場合、プライベートのスマホはワイヤレス充電に対応しておらず、社用スマホ用で購入しました。

プライベートのスマホをワイヤレス充電対応のものに買い替えることがあれば、Anker PowerWave 10 Padの充電出力では力不足かもしれません。

口コミ・評判

他の方の口コミを参考までに紹介します。

良い口コミ

Phoneの充電ケーブルが刺さらなくなってしまったため、ワイヤレス充電器を買いました。
思っていたよりコンパクトで、めちゃめちゃ使い勝手が良いです。
ワイヤレスを使い始めるとケーブルを刺す動作さえ、わずらわしく思ってしまいます。
置くだけで充電されて、そんなに熱を持つわけではなく、
充電速度はケーブルの方が速いと思われますが、全く気になったことはないです。

Amazon

私もこの方の口コミと同じ感想でした。

使用前はワイヤレス充電って遅いんでしょー、という印象だったのですが、使用してみるとケーブルの抜き差しがないことの快適さが便利過ぎて、充電の遅さがどうでもよくなりました。

会社での使用ですが、基本的に出社したらポンっと充電器の上に置いていますが、電話にすぐ出られるのがとても良いです。